以前の記事で「ネタ切れの時どうしたらいいか」の解説をいたしました。
今回は、そもそもネタ切れを起こさないために、日々実践しておくことについて解説していきます。
日々実践しておくこと3選
1.日頃から「ネタの種」をストックしておく
日常的に「ネタの種」をストックしておくことをオススメします。
ガチガチにまとめた内容でなくて大丈夫です。それこそ思い浮かんだキャッチフレーズだけでも、決めゼリフや単語だけでも、構いません。
重要なのはどんな些細なネタでも、即座に記録しておくことです。

思い浮かんだネタは、案外忘れてしまうことも多く、また些細なネタほど忘れやすいです。即座にメモする癖を身につけましょう。

今はスマホもあるし、どこにいてもメモしやすいね。

スマホでもメモ帳でも構わないので、メモを残す場所はなるべくひとつのツールにまとめましょう。例えばその辺の紙の端だと、うっかり忘れたり、捨ててしまうこともありますし、後からまとめるのも手間です。
創作はかけ算です。ひとつの場所にメモっておけば、自然と目に入る情報も多くなるため、「このネタとこのネタ、組み合わせたら面白いかも」という気づきが得られやすいです。
また、こうした「ネタの種」だけでもまとめておけば、いざ「何も思い浮かばない!」となった時、1からひねり出すよりは足がかりが得やすいです。
2.常に好奇心を持つ
冒頭にもリンクを張りました「ネタ切れの時どうしたらいい?」の記事で、「今まで触れたことのないものに触れてみるのも大事」と解説いたしました。
>ネタ切れの時どうしたらいい?ネタ出しの方法6選
言い換えれば、好奇心を持つことが大事ということです。
そもそもネタ切れになってからではなく、常に好奇心を持って生活していれば、何も考えずに過ごすよりもネタが見つかりやすいです。

「どんなものでもネタにしてやる」くらいの勢いでいましょう。こういったアウトプット前提の視点を、いつでも持っているかいないかで結構差がつきます。
3.テンプレ化する
上記の「日頃から『ネタの種』をストックしておく 」「常に好奇心を持つ」を実践していると、ある程度ネタがまとまってくることもあります。
それなりにまとまるようなら、例えその時ネタが必要じゃなくても、サクッとまとめておきましょう。

まとめておけば、突然「うちで漫画を描きませんか?」とお誘いをいただいた時、即座に案が出せます。1から考え始めるよりも、ずっと早いスタートダッシュが切れます。
そして、思いついたらすぐにネタをまとめられるように、自分なりのテンプレートを作っておきましょう。
要は雛形です。「タイトル案」「キャッチフレーズ」「コンセプト・テーマ」「ストーリー概要」「登場人物」など、思いついたものがすぐに打ち込めるよう、体裁を整えておきましょう。見やすければ問題ないため、凝る必要はありません。簡単なものでOKです。

管理人はグーグルドキュメントを使用しています。ネットが使えれば端末は問わないため、どこからでもアクセス出来て便利です。
見やすいテンプレートを作っておけば、思いついたものをそこに打ち込むだけなので、純粋に時間短縮になります。そのまま企画案として提出出来るため、更に時間短縮に。
「まだちゃんとまとまってない」「部分部分思い浮かんでるだけで、ところどころ穴がある」という場合でも、テンプレにひとまず落とし込んでおきましょう。テキストを打っている内に考えがまとまることもありますし、「ネタの種」の見出しと同じく、後日ネタに困った時も1から考えるよりは取っ掛かりが得やすいです。
まとめ
ネタ切れにならないために、日々実践しておくことは以下の3つ。
- 日頃から「ネタの種」をストックしておく
- 常に好奇心を持つ
- テンプレ化する
ネタ切れにならないためには、ネタ切れになる前に動いておくことが重要です。
例え今、豊富にアイデアがあったとしても、いつネタ切れになるかは誰にもわかりません。なので、今からでもネタを見つける・ストックしていく動きをしていきましょう。
当ブログでは引き続き、管理人の経験を元に、漫画家に対する疑問などをお答えしていきたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント